私の住んでいる地域では、出産後も働く事が当たり前です。男性でも所得が低く、働かないと生活ができないからです。
母親もずっと働きながら、フルタイムで仕事をして、育児も担っていました。
母親は、出産後一度は専業主婦になったものの、家で内職をしていて、常に時間を無駄にしない人でした。
そんな、働き者の母から私は沢山のことを学びました。
同じ働くならパート勤務ではなく正社員になった方が良い。同じ時間働いても給与も賞与も、将来もらう年金額も全然違う。
しかし、責任はやはり大きくなるから、子供への時間が犠牲になることもある。
でも、子供もいつまでも小さいわけではなく、成長していく。なので、その時その時でチャンスがきたら、
正社員や役職にチャレンジしなさいと。
そんな母のもとにいた私は、人生で二度の離婚を経験していますが、とにかく働いてさえいればどうにかなる。
子供のために、上をめざしていく向上心の強い女性になりました。
私の人生のバイブルともいえる本が
西原 理恵子 著
「女の子が生きていくときに覚えていてほしいこと」
西原さんの過去は壮絶で、元ヤンキーの自分ともかぶり、親近感。
酒乱の夫のもと、せっかくつかんだ幸せを子供達のためにと頑張っていたが、
アルコール依存症という病気は自分では治せない。
子供の手だけしっかり握って逃げろ。
働け。どんな時も働いてさえいれば生きていける。
女の子だからこそ、一人で生きていけるよう、何かあったときに子供を養っていくために手に職をつけて。
支えてくれる家族と、いい友人を大事にして、自分を大切にできる人と環境をみつけ生きようと教えてくれた。
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