私は高校受験に失敗し、中卒で一度社会に出て働きはじめました。
中学時代、授業をさぼって、しっかり勉強しなかったので自業自得なんですが。
やっぱり、同級生が高校という今までと違うステージに立てるのに、私はひとりどこにも所属できず、宙ぶらりんでみじめでした。
そして、翌年、独学で勉強して再受験し、合格。一つ下の後輩と高校に入学することになりました。
その時点で、高校を中退したりする友達もいて、せっかく入った高校なのにもったいないなーって思ってました。
でも、15歳だったその時に自分は自分。人と比べず、ひとりでも努力していく大切さを知ることが出来たので、振り返ると人生のターニングポイントだったなと。
なので、私は本の中でも、どん底から這い上がった人の話や、苦労した人の話が大好き。
大平光代さん著
「だからあなたも生き抜いて」
非行や自殺未遂、中卒でやくざの親分の愛人にという壮絶な10代から恩人との出会いから、尋常ではない努力をして、弁護士になるという実話である。
世の中には、こんなに凄い人がいるのかという驚きと、人生は常に自分次第で変わるのだと教えてくれた。
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